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COPD(慢性閉塞性肺疾患)検査のご案内

COPD(慢性閉塞性肺疾患)検査のご案内

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは

喫煙などに関連して起こる肺の破壊(肺気腫)と気管支の炎症(慢性気管支炎)を中心とした病気を指します。

初期には咳や痰など風邪に似た症状が見られるものの診断に至らないことが多く、日常生活に支障がないため放っておかれることが多いです。進行してくると運動時に息切れが目立ち始め、次第に軽作業でも息が切れるようになり、さらに進行すると日常会話や歯磨きなどでさえ息がはずむようになってきます。最終的には発作的に呼吸困難を起こすようになり、日常生活でも持続して酸素の投与(鼻からチューブを通して)が必要となります。この状況になってくると軽い肺炎でも命に危険にさらされたり、手術が必要な状況にもかかわらず麻酔が行えないなど、常に死の影におびえながら生活していかなくてはなりません。

大切なのは早い段階での禁煙です。すでに破壊された肺は治らないものの気管支の炎症が治まるだけで症状は軽減され、またそれ以上の肺の破壊を防ぐことができます。ただし高度に進行してしまった場合には有効な治療はなく、症状はわずかに軽減されるものの残された肺機能をいかに保つかが中心で、一生症状から解放されることはない場合がほとんどです。

たばこと言えば肺癌が怖いというのが一般的によく知られているところですが、真綿で首を絞めるようにジワリジワリと命を、そして心を蝕んでいくのがCOPDです。いずれも早期に治療しないと命を奪う病気ですが、COPDは癌と違い予防が可能な病気です。

自分の身を守るため、喫煙者及び受動喫煙を強いれられている方はぜひ検査を受けてください。早期にCOPDを見つけられれば、治療は進めやすくなります。当院でも診断・治療を行っておりますのでお気軽にご相談ください。